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月別アーカイブ: 2019年3月

レベル出し

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ご安全に!

今日はレベル出しです。レベルとは高さ(水準)のことで、土木施工に於いては切っても切れない作業です。出来形天端の高さが合っているか、U字溝の床付けが合っているかなどを確認します。

オートレベルを使用する際は2人1組で作業し、1人はオートレベルを覗きもう一方はレベルを当たるべき場所にスタッフを据えます。また簡易的なレベル出しの方法としてレーザーレベルを使用することがあります。このレーザーレベルは1人でレベル出しが行えるのが利点です。スイッチオンでレーザーを発光し、スタッフやバカ棒(木材)に取り付けた受光器でレーザーの光を受光します。

厳密なレベル出しや、トランシット (セオドライト)を使用した測量は「測量士」が行いますが、現場で確認程度のレベル出し・測量は現場技術者が行うこともあります。
写真はレベル出し作業の様子です。

鉄筋配筋中!!

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ご安全に!!

今日は鉄筋配筋工の紹介です。
鉄筋コンクリートは「RC構造」とも呼ばれます。では、なぜコンクリートの中に鉄筋を入れなければならないのでしょうか?
「コンクリート=硬い=壊れない」と思われがちですが、実はそうではありません。コンクリートそのものは引っ張りや圧縮に弱く、ヒビ割れや瞬時な破壊が起こります。
そこでコンクリートの強度を増し、より強い構造物にするため「鉄筋」を使用するのです。

また鉄筋はコンクリートに覆われています。これを業界では「コンクリート被り」と呼びます。この被りが適切に保たれることで、鉄筋の腐食(サビ)・耐熱性・耐火性を持たせることができるのです。

写真は5m×1mのコンクリート基礎用鉄筋、配筋施工中です。